JOURNAL

2021年8月25日

【お知らせメール】カニカピラ20年周年間近!今までのお仕事レポート!

みな様、いつもお世話になっております。

カニカピラは2002年に設立されてから、2021年10月で19年。

 

そして来年には20年を迎えます!

 

沢山のクライアントさま、社内外の制作メンバーに支えられて、長く続けさせていただいていることに、改めて感謝でございます。

 

19年間。振り返ると様々な出来事がありました。

 

社会の変化にあわせて、カニカピラもゆっくり変化し続けている会社です。

 

これを機会にその変化の様子を過去のお仕事を通してご紹介できればと思います!

 

 

【スタート期】やさい星人あらわる

――姉川が独立してはじめていただいた大きなお仕事が「ポンキッキーズのやさい星人あらわる」でした。

 

今でも「やさい星人あらわる」を憶えていただいている方も多く、初期カニカピラの自己紹介的な作品になります。キャラクターデザイン、アニメーションなど、その後のカニカピラでテレビ関係のお仕事をいただくきっかけになりました。

 

https://kani-design.com/journal/entertainment/yasai-seijin/

 

【なんでもデザイン期】あらびき団

 

 

――「やさい星人あらわる」で認知が広がり、様々な方にお声がけをいただくようになりました。テレビ番組・紙の印刷物・ロゴ・インターフェイス・アイコン・雑誌誌面・教材・挿絵イラスト等など。

 

多種多様なデザイン、沢山の制作物に関わることでカニカピラ自身も成長し、アルバイトだったメンバーが正社員になっていくなど、会社としての形ができてきたのもこの時期です。

 

その中でも「TBSのあらびき団」のキャラクターや背景デザインは今でも覚えていただいる印象深いお仕事の1つになります。

 

https://kani-design.com/journal/design/arabikidan/

 

【インターネットのデザイン創生期】NHKクリエイティブライブラリー・フジテレビプラネッツ

 

――様々なご依頼いただく中でインターネット上での表現を求めていただく機会が増え、その試行錯誤がはじまりました。

 

グッドデザイン賞、日本賞(イノベイティブ・メディア カテゴリー最優秀賞受賞)をいただいた「NHKクリエイティブライブラリー」のUIデザインや「フジテレビプラネッツ」のコンテンツ企画やデザインがその代表的なものになります。

 

 

【ブランディング創生期】NHKバリバラ

  

――リサーチを行い、商品やブランドをどうストーリーを描きながら伝えていくか?を考え制作する、現在のカニカピラの仕事のスタイルをつくりはじめたのがこの時期です。

 

特に、グッドデザイン賞をいただいた「NHKバリバラ」は障害者バラエティという尖ったコンセプトをどう伝えるか?入念なリサーチとコンセプトメイクをする中で、社会課題に向き合う喜びとやりがいに気づかせていただいた大切なお仕事です。

 

https://kani-design.com/journal/design/baribara/

 

 

【データ活用・運用期】森の病院、ア・ラ・カンパーニュ

  

――NHKバリバラでの経験を通して、リサーチなど周辺情報を元にプロジェクトを組み立てていくことが標準装備されました。

 

「森の病院」「ア・ラ・カンパーニュ」など、様々なブランディングにそれらは活かされ、結果がともなう制作手法が社内共有されたことで、役割と目的をサイトに負わせながら、デザイン面を追求できるようになりました。また、リサーチのためのサイト解析を行う機会が増え、運用更新もおまかせいただけるようになりました。

▼森の病院 

https://www.harmonichearts.or.jp/narita/

 

▼ア・ラ・カンパーニュ

http://www.alacampagne.jp/

 

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【マネージメント改革期】今と、これから。

  

 

――カニカピラの「つくってすすむ」の歴史を紹介させていただきました。

 

代表を務める姉川には2人の子供が生まれ、コロナ禍も含めて「家族との時間」「会社の役割とは?」など、様々な要素を見直すきっかけができました。

 

「テレワーク」「副業OK」「労働時間の短縮」「各メンバーにあわせた時間や条件の設定」など、小さな組織ならではの柔軟性を武器にルール改正を行いました。

 

すでに多様性あるチームとしての機能をはじめていますので、現在の国際色豊かな、カニカピラのメンバーが、それぞれのバックグラウンドを生かして作り出す制作物に、ぜひご期待ください!

 

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カニカピラコーポレートサイトリニューアル!

 

 

カニカピラ19年周年を機会に、コーポレートサイトをリニューアル!

▼カニカピラコーポレートサイト

https://kani-design.com/

 

以前のサイトをデザインのベースにしながら、変化し続けるカニカピラらしいシンプルで新しいサイトになりました!

 

これからも、いただけるお仕事には常に全力で取り組めるように、自分たちの技術を高め、新しいお仕事にもフレッシュに挑戦させていただきたいと思っています!

 

ここまで支えていただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

これからも、よろしくお願いいたします。

 

お仕事、チャレンジ、いつでもお待ちしております!

 

 

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【不定期連載】ホモ・サピエンスが描く、適者生存のためのデザインの物語 その1

 

 

  

――定期的にお送りさせていただいているこちらの「お仕事レポートメール」にて、代表姉川の大学講義の抜粋「適者生存のためのデザインの物語」を今回からみな様へお届けします。第1回は「多様性の意味」についてお話します。

 

 

 

改めまして代表の姉川(画像 右)です。

 

私には1歳児と6歳児の2人の息子がおりまして、休日にはよく博物館などに連れていきます。足繁く通ううちに、得られる知見がどんどん深まっていくことを感じ「これはデザインに関するの事も自然科学で説明出来るのでは?」とひらめき、この考えをまとめてみよう!と思いたちました。

 

「適者生存のためのデザインの物語」と言う、少し変わったタイトルは僕の仮説……いや、ちょっと妄想みたいな話です。

 

デザインの話は、基本的にロジカルに説明できるケースが多いのですが、人間や生命の成り立ちの構造や流れ知ることで、自然科学的に、もっとロジカルに物語として説明出来るんじゃないか?というお話です。

 

 

素晴らしいもの、凄いものだけが生き残っているわけではない。弱肉強食ではない。

 

まず「適者生存」とは、環境にもっとも適応した者が子孫を増やし、繁栄するという生命のルールです。この「適者生存」がとても重要で、生き物の大原則と考えていただきたいです。ホモ・サピエンスをはじめ、すべての生命はこのルールに則って生き抜いてきたと言えるからです。

 

 

ポイントとしては「素晴らしいもの・凄いもの」だけが生き残っているわけじゃない、という所です。

 

代表的なところで言うと恐竜。これまでの生命の歴史上で最も強く他の動物を圧倒するような存在である恐竜でさえ、環境変化に適応できずに絶滅しているのです。数億年規模のスパンでみると、適者生存がいかに大切という事がわかります。

 

近年は温暖化などが話題になることが多いですが、6600万年程前には地球に隕石が落ちてきて、恐竜も含めて70%以上の生命が絶滅するなど、劇的な環境変化を繰り返しているのが地球です。こういた大量絶滅の理由は様々ですが、過去地球において何度も起きており、その都度、環境に適応し、命を繋いでこれた生命だけが生き残っているのです。

 

 

「多様性」という「戦略」

 

昨今、SDGsの観点でも世界的に注目されている「多様性」ですが、この「多様性」が生き物の全てと言っても過言ではないと思っています。逆に「多様性」をしっかり理解できてないと、色々とこぼれ落ちていく事があります。 

 

 

 

例えばこちらのホタル。皆さんご存知のように自ら発光する能力があるのですが、この光はどのように獲得してきたのかご存知でしょうか?

 


ホタルが発光するようになったのは、遺伝子の複写ミスの変異によってたまたま光るようになった、との研究結果が最近発表されました。

 

そもそも遺伝子(DNA)には元々決まった配列があって、それをどんどんコピーして細胞を作っていくのですが、その中に一定の割合で「遺伝子のコピーミス」が起こり、そのコピーミスを修正する仕組みが備わっているにも関わらず、くぐり抜けた細胞が一部、稀にこのような別の要素を持って生まれて来る事があるようです。

 

それでも、その殆どはエラーとして消えゆく存在ですが、ホタルのように、光る個体を持った遺伝子が定着し、「メスにアピールが出来る」という機能を伴って進化する事で、光る個体が生き残り、ホタルのオスは光るようになりました。

 

この様なコピーミスは、特殊なことではなく、例えばがんの原因なんかもコピーミスから来ていると言われています。

 

遺伝子のコピーミスはランダムに起こり、進化にも繋がるし、病気にもなる。両方の要素があるのです。

 

変化し続ける環境にあわせて、最適化できるように、次の進化につながっていくように、生命が様々な環境に適応するために編み出した「コピーミス」。一定の頻度で異なる遺伝子を生み出して、なんとか生き延びてきた。それが「多様性」の本質です。

 

 

次にご紹介するのが、人間のきれいな肌について。

 

哺乳類は割とサラサラ、すべすべした肌を持っている生き物なんですが、これは何から進化したかご存知でしょうか?

 

爬虫類の皮膚がボコボコとしているのは、元々魚類だった時の鱗が進化した結果で、鳥類の羽毛は鱗がさらに進化した形状。両生類は魚類と爬虫類の間のヌメヌメ感が特徴です。

 

どの生き物も進化の過程をしっかり辿ってきているはずなんですけが、サラサラした肌というのは今までありませんでした。

  

ところが、人間の皮膚にはウイルスが関係しているという事がDNAの研究で発表されました。

 

ホタルと同様、エラーとしてたまたまDNA配列にウィルスを取り込んでしまって、それが人間の肌の保湿性やタンパク質を作っているという話です。ちなみに、ヒトの全DNA配列、つまりヒトゲノムのおよそ10%はウイルス由来ではないかとの話もあります。

 

新型コロナウィルスのように、ウイルスは敵のイメージが強いですが、ウィルスでさえ、時には味方につけてしまう。

 

このように、長いスパンで見れば、あらゆる可能性とリソースを「多様性」にぶち込み、文字通り命がけで「適者生存」を行っているのが、生命という私達が何億年も紡いできたものの本質です。

 

 

 

優秀な遺伝子とは?

 

あらゆる手段を尽くして生き残ってきたのが今の生命と考えると、ぼくたちが短期的に捉えがちな「優秀な遺伝子」という概念自体がゆらぎます。環境はつねに変化し続けている以上、優秀な遺伝子って無いよね。ということは強く思います。

 

生まれ持って優秀ということではなく、たまたま環境に適応できた生物が生き残っているのが今の生命であれば、いかにその変化の可能性を残しているのか?が優秀な遺伝子をもったチームになる、という理解が正しいはずです。

 

誰しも、どの種も、環境の変化を予測できない中で、僕たち人間にも「多様な性差」や「先天的・後天的障害」や「様々な人種」や「様々な考え方」をもった人間がいて当たり前、むしろ、ホモ・サピエンスとしての種が存続するためには、その可能性をどのくらい種として維持・保管できるのかが問われているのです。

 

少し長くなってしまいましたが、まずは「多様性という戦略」についてお話をさせていただきました。また、お知らせメールにて全4回ほど、お付き合いいただき、「適者生存のためのデザイン」とは何かをお伝えできればと思っています!

 

次回は、生き物が求める「新しい情報への欲求」についてお話します。

 

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以上、カニカピラからのご報告でした。

 

19年目のカニカピラ!引き続き何卒よろしくお願いいたします。

 

お祝いついでに、新しいお仕事のご相談やお問い合わせなど、気軽にお声がけいただけると幸いです。

 

 

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